今までのコンパクトカーは、近場の買い物や通勤などを想定して、室内の広さとかシートアレンジに力を入れてきました。

走りの良さや高速時の安定性、運転する楽しさは二の次だったのです。

 

そんな中、マツダ2(デミオ)はクラスを超えたデザインの質感車を操作する喜びにこだわって開発されました。

ユーザーからも、その点には高い評価を得ています。

 

しかしその反面、実用性に関しては、どうしても不満の声があがってしまいます。

特に後部座席の狭さ、荷室の容量が圧倒的です。

 

もちろんマツダ2(デミオ)は、実用本位の車ではありません。

購入する人は、実用性をある程度は割り切っていると思います。

室内空間や積載量が広いコンパクトカーが欲しいなら、他にありますからね。

けれどいくら走り重視のマツダ2(デミオ)でも、全く荷物をのせない人もいないでしょうし、後部座席を利用することもあるでしょう。

 

後部座席の居住性、荷室の容量はどうなのか。

そして車を所有したら、一度は考えてみる車中泊

果たしてマツダ2(デミオ)のような車でも可能なのか、調べてみました。

 

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マツダ2(デミオ)の後部座席の居住性は?

後部座席の居住性や快適性は、広さと座り心地が関係してきます。

膝前のスペース

まず前席との間、いわゆる膝前のスペースに余裕があるかどうかが重要です。

マツダ2(デミオ)のインテリア画像を見てみましょう。

 

引用 http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/interior/functionality/?link_id=sbnv

 

前席の背もたれから後部座席の先端までは、広さがあるようには見えません。

大人が足を入れてやっとのスペースに感じます。

実際、身長170cmの人が後部座席に座った場合には、前席と膝との間は握りこぶしが一つ分しか入らなかったという報告もあります。

SNSでも、後部座席についての意見が上がっています。

 

 

後部座席が狭いように感じている人は結構多いようですね。

小学生ぐらいの子供を座らせる分には、問題ないのでしょうけど、大人が乗り込むとキツイものがあります。

 

マツダ2(デミオ)は、スタイリッシュなデザインと運転する楽しさを優先しているので、ノーズの部分と運転席、つまり前側に長さを使っています。

その分後部座席の寸法に、しわ寄せがいき狭くなってしまいました。

 

ただ、後部座席の膝前のスペースを広げる方法はあります。

 

それは前席のシートを、より前方へにスライドさせるのです。

それだけのことですが、簡単に後部座席の膝前のスペースに、余裕が生まれます。

もともとマツダ2(デミオ)の前席は、ゆとりを持った設計なので、前側に移動してもさほど不自由は感じません。

なので多人数で乗車するときは、前席の方は思いやりの心を持っていただけたら、後部座席の広さの問題も解決です(笑)。

 

頭上のスペースと視界

後部座席には、広さと同時に高さにも不満の声が聞かれます。

引用 http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/design/

 

マツダ2(デミオ)を横から眺めてみると、空気が流れるようなラインと曲線美が特徴です。

ルーフも曲線を描き、後方にいくにしたがってなだらかに絞られています

そのようなデザインは、車が走っている姿をイメージさせ、とてもカッコいいモノですね。

 

ですが室内空間を考えた場合、後方にいくほど天井が低くなることを意味しています。

実際に180cmほどの成人男性が後部座席に座ると、頭が天井に届きそうなくらいです。

 

 

後部座席は視界もあまり良くありません。

サイドウィンドウの下端が高くなっていて、窓の面積そのものが大きくありません。

そのうえ、後ろに向けて持ち上げて傾斜をつけています。

 

外観は躍動感が強調され、とてもカッコがイイのですが、小さいお子さんが後部座席に座った場合、景色を見ることすら難しいでしょう。

広く感じさせる要素すらないので、実際のスペースよりも、より圧迫感を感じてしまいます。

 

マツダもデミオをパーソナルカーとして考えてるようで、後部座席はあくまでも緊急用としてみた方がいいと思います。

 

後部座席の座り心地は?

 

狭い、圧迫感があると不満が多い後部座席ですが、座り心地は良い評価を得られてます。

コンパクトカーでは採用されにくい、質感の高いシートを使っているためです。

 

運転席には、体に沿ってシートがしなやかにたわむ構造になっており、心地よいフィット感を得られています。

座面には、不快な振動を低減する高減衰ウレタンを採用しているので、疲労軽減につながっています。

 

もちろん後部座席が、運転席と全く同じ構造のシートを使っているかは定かではありません。

ただ、比較的似たようなつくりであることが考えられます。

 

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マツダ2(デミオ)の荷室容量は?ベビーカーが入らない?

マツダ2(デミオ)の荷室は、どのくらいの容量なのでしょうか。

開口部の寸法はこうです。

引用 http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/interior/functionality/?link_id=sbnv

お世辞にも広いとはいえませんが、コンパクトカーとしては適正ではないでしょうか。

 

気になったのは下の部分です。

680mmと幅が狭く、荷室の床面とゲートの部分で段差が生じています。

重い荷物を出し入れするには大変そうですね。

 

奥行きは700mm、荷室幅 1000mmとまずまず。容量自体は280Lあります。

 

ここで気を付けなければいけないのは、荷室のゲートの傾斜が強いことです。

 

引用 http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/design/

 

傾斜が強いということは、高さのある荷物を縦に積むことが厳しいということです。

 

 

このツイートのようにベビーカーを縦に積むと、リアウィンドウに当たって荷室に入れられません。

荷室の幅は割とあるので、寝かせて積み込む人が多いみたいです。

 

 

もっと荷室のスペースが欲しいなら、他車のように後部座席を倒して広げることも可能です。

マツダ2(デミオ)の後部座席は、6対4の分割可倒式になっています。

 

ただ残念ながらフルフラットではありません。

倒したシートと荷室の床面には段差が生じてしまいます。

それでも奥行きは1220mmまで確保出来るので、走り重視のマツダ2(デミオ)といえど、普通に積載性のある荷室ではないでしょうか。

 

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マツダ2(デミオ)で車中泊は出来るのか?

車中泊は可能か?

 

マツダ2(デミオ)は、何度も繰り返しますが実用性を犠牲にしてまでも、ドライビングや質感の高さを求めた車です。

なのでこの車に、車中泊を求めること自体どうかと思うのですが…。

しかし、用途別に何台も車を所有出来るならともかく、1台しか持てないなら、その車だけであらゆるシチュエーションに対応しなければなりません。

いざという時に、自分の車だったら車中泊が可能か気になりますよね。

果たしてマツダ2(デミオ)はどうなのでしょう。

 

車内で寝るのなら、後部座席を倒して荷室と合わせてスペースを確保することになります。

それでも一人寝るのがやっとでしょうか。

 

荷室の項目で記載したように、後部座席を倒すことは出来ますが、その際に荷室と段差が生じてしまいます。

しかも足を延ばすほどの広さもありません

 

マツダ2(デミオ)で車中泊は可能ではあります。

しかし我慢を強いられることになりそうです。

 

 

車中泊を快適にするグッズがある?

スペースはともかく、座席と荷室の段差は何とかならないか?

そう思っている人もいるでしょう。

段差をクッションか何かで埋めるにしても、快適な状態とは程遠いですしね。

実はそんな悩みを解決する、純正オプションがあるといったらどうでしょうか。

 

それはラゲッジフラットボードです。

これを荷室に設置すれば、倒した後部座席とがフラットになるという代物なのです。

中は収納トレイになっていて、工具や傘まで入れられます。

引用 http://www.mazda.co.jp/carlife/accessories/demio/

もちろん床面が底上げされるので、より高さのある荷物は入れられません。

荷室の高さとフラットな床面。どちらが優先すべきか考える必要がありそうです。

お値段は、取り付け費用込み税込価格で25,488円になります。

 

後部座席と荷室容量、車中泊のまとめ

マツダ2(デミオ)は全体の寸法がそれほど大きくはないので、運転席を広くとったならば、その他のスペースが狭くなるのは当然のことです。

購入者も、それを承知の上でマツダ2(デミオ)に決めたことでしょう。

 

ただ人というのは欲が深いもので、それでももう少し後部座席が広ければ、荷室の容量があったらと考えてしまいます。

これはしょうがないことです。

全てのスペースに余裕を持たせたら、それはもうコンパクトカーではなくなってしまいます。

 

それでも後部座席に余裕を持たせたり、車中泊も工夫しだいでは出来ることがわかりました。

どんな工夫をして、いろんな使い道を見つけられるか。

これもマツダ2(デミオ)の一つの楽しみ方になるかもしれませんね。

 

※この記事は、2019年9月以前に書かれたものです。